現在活動は休止しております。以下は会結成時の過去の文章です。
「八ヶ岳オーナズクラブ」は八ヶ岳の原村原山周辺地域の、別荘地に関することや生活・自然・環境等の情報交換を行い、健全で民主的な別荘地の地域環境を守り育てる活動・情報交換を行うことを目的として有志の方々により結成されました。イベントは会員による企画、運営で、告知は事務局で行います。参加は自由です。日々の情報交換で重要な問題については、関係機関に意見書・要望書の作成・提出、その他の行動・活動を行います。
 InternetのHome Page「八ヶ岳の里から」の中の「八ヶ岳オーナズクラブ」を情報交換の場としております。どなたでも、ご意見や情報のご投稿・ご掲示が出来ます(匿名投稿も可)タイトルは「投稿」としてください。「談話室」議論への参加、投稿は、会の目的にご賛同いただける方でしたらどなたでも自由で、公序良俗、法律に反するものを除いてここの各ページに登録・掲載されます。公開の原則に従い、また懸案の決定に際しては「談話室」での話し合いを基として、何が問題なのか、何が正当なのかを見出していく、理由のわかる決定を目指します。単純な多数決ではありません。直接民主的に決定します。(1994.12 永倉章)
八ヶ岳オーナーズスラブが発足
より住みやすく安心のできる豊かな別荘地をめざして

 今まで八ヶ岳中央高原M別荘地に関する決めごとはMからの一方通行でオーナーの意見は受け入れられてもらえないのが現状でした。今回のような「管理人廃止」という大きな問題が持ち上がったとき、個々人の力ではどうにもなりません。しかし、多くのオーナーが結束することで多少なりとも状況が変わっていくのではないかと思います。

「八ヶ岳オーナーズスラブ」は「より住みやすく安心のできる豊かな別荘地」を課題に、ここでいま何が起こり、どの様になっているのかを、より多くのオーナーの方々に知ってもらい、一緒に考えてもらう場として発足しました。自由参加ですが、一人でも多くの方々のご参加をお待ちしております。

 また、かねてよりオーナーの方々の横の繋がりがほしいという声も多く、別荘地という特殊な環境を考えた場合、オーナー中心の会報の発行によって、何らかの繋がりを持つ事が最良の方法と思い、「八ヶ岳オーナーズスラブ」発足とともに、会報としての「八ヶ岳オーナーズスラブニュース」を発行することになりました。

 新聞「八ヶ岳オーナーズスラブニュース」は、主にオーナーの方々の意見、要望、情報などを掲載し、必要であれば(株)Mにも送る予定でいます。(株)Mからの回答や意見があればそれも全て掲載していく予定です。

 発行は不定期になりますが、年3、4回発行の予定でおります。また、急を要する場合は号外の形で出していきたいと思っています。今回お届け致しました第一号の新聞は、オーナー全員の方に配布いたしました。第二号もオーナー全員の方々に配布いたしますが、第三号以降は郵送料の関係で「八ヶ岳オーナーズスラブ」に入会していただいた方のみの配布になりますのでご了承ください。

会費とご送金方法について(以下略)
別荘地中心部の幹線道路は降雪後除雪が最初に行われる
陽があたり道路に轍ができたところが露出し夜に凍る事が多い
管理会社で二年間も保留された管理費問題
建物管理は一切行わないのに、建物の大きさによる3倍近い管理費格差をどう説明するのか…矛盾?に満ちた管理費設定基準…返事はいつ?
(株)M代表取締役社長宛への内容証明郵便物(1994.11.30)
                 通知書

一、管理費の不平等性について

 平成5年に増築の報告書を提出する前に、貴社の担当者との話し合いで、共益施設の維持管理費が、建物の大きさによって差が生じるのは納得しかねるので、見直しをしてほしい事、増築分については支払う意志のない事を伝えた所、後日、新しく開発を行うのでそれに合わせて見直しをするという御返事をいただきました。
しかし、その後、何の連絡もないまま、今年度分と前年度分の差額(増築分)の合計25万84円の請求書が届きました。今年の2月21日に再度、A氏に御手紙を差し上げ、その後、再々話し合いをおこないましたが、納得のいく御返事はいただけず、文章で回答をしていただく様御願い申し上げましたが、11月7日になっても連絡がありませんでした。
そのため、こちらからM氏に連絡をした所、「私には進行状況がわからないので、事業部のT(氏)に連絡してほしい」と言われ11月9日にT氏にお電話をした所「そういう話は全く聞いていない」との事でした。内容説明を聞いた上でもう一度ご連絡下さいと申し上げましたが、その後、現在に至るまで連絡は入っておりません。
今年度分の一方的な値上げに関しても納得がいきませんので、前年と同額の11万6184円を振込みましたのでご了承当方が納得のいくご説明があれば、残金はただちに支払います。
当方としましては、管理内容が同じである以上、蓼科のM別荘地と同じ管理費の計算方法であるべきだと考えます。土地と建物に関しては所有者の責任において行うという事が契約書に書かれている以上、建物の大きさによって、共益施設の維持管理費が違うということに納得がいきませんので、管理内容の違いをご説明下さい。

一、別荘地購入時に管理人が常駐している事を条件に販売したにも関わらず、常駐を廃止するのは契約違反である。

一、本年9月より1名が蓼科に応援に行っているにも関わらず、補充がないのは管理業務の低下である。

右、3点の項目に関して12月10日までに回答をいただける様お願い申し上げます。

          平成6年11月30日

            差出人 長野県諏訪郡原村・・・・・・・    永倉 章  和子
            受取人 東京都新宿区・・・・ビル七階 (株)M・代表取締役社長殿   

除雪後にはキツネなどの動物もよく通る

八ヶ岳オーナズクラブ新聞創刊号に掲載された記事-その1
 いよいよ八ヶ岳中央高原にも厳しい冬が訪れてまいりましたが、八ヶ岳中央高原Mのオーナーの皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
 さて、八ヶ岳中央高原Mから、冬の訪れとともに当別荘地の今いちばん「ホットな話題」をお届けいたします。

 八ヶ岳中央高原M・S平(当別荘地の正式名称)を管理していると称しております(株)Sリゾートサービスは、このたび八ヶ岳中央高原M・Sの管理人の常駐を廃止し、夜間の管理を一切しない方向を打ち出したとの「ウワサ」がこのところ頻りに聞かれます。
 「ハナシ」をたどっていきますと、この「ウワサ」はかなり確度の高い「ウワサバナシ」で、この文章が皆様の目にふれる頃には(株)Sリゾートサービスより皆様のもとになんらかの形で報告が届いているかもしれません。

 管理人常駐を廃止すれば、当然のこと夜間の防犯レベルは下がりますし、冬期の除雪等の管理レベルは低下します。また、夜間・早朝の別荘地内での不測の事態(事故、病気、ケガ、車両故障、別荘のカギ忘れ等)に対応することがほとんど不可能となります。

 また、この「ウワサバナシ」を聞きつけました某オーナーの方が、(株)M関係者に事の真偽を問いたところ「管理人常駐は廃止するが宿直を置く」という様なことを言われた、とかいう「ウワサ」も耳に届いております。しかし、このような宿直の制度は、現状の住み込みによる常駐管理の経費と比較して、逆に経費アップをまねき、オーナーが負担する管理費がさらにアップするという嬉しくない結果がもたらせる可能性が大きいと予測されます。(ちなみに、現在の管理人の夜間常駐手当は月額数万円程度とのことです。これに対し、宿直手当は一般的な通常残手当4、5時間分と考えても一日当たり6千円以上は確かな線かと思われます。従って、30日で18万円以上となり、現在の管理人の夜間常駐手当に比べ大幅な経費アップとなりかねません。)

 管理人廃止、宿直制導入、いずれにいたしましても今現在の状態より私たちオーナーが負担を被る(損をする)方向になると思います。
 今回の「管理人廃止」の様なことが(株)Mもしくは(株)Sリゾートサービスより一方的な決定として通知され、私どもオーナーは不合理性を感じてもそれに対応する手段がないのが今までの現状でした。

 この機会にオーナーの皆様方が連携を深められることを期待してこの文を書かせていただきました。(今回この様なことがあったため、いくつかの周辺別荘地を視察してまいりましたが、どこの別荘地においても当別荘地より管理費が安いところがほとんどでした。…この件に関しましては別のコラムをご参照ください。)
                                        寄稿 M氏
雨が凍って唐松が氷結し太陽に輝く珍しい光景

内容証明書の回答期限が無視された事に関する創刊号の記事-その2
 12月10日、(株)Mの総務部部長のT氏より「まだ検討中なので回答は19日の週に延ばさせてほしい。」との電話がありました。当別荘地管理人のK氏へは会社側より12月21日から蓼科勤務の辞令が下っています。

 常駐管理人廃止の問題がこれほど切迫しているにもかかわらず、10日までの回答期限を19日以降に延ばすということは、オーナー同士による話し合いの余地を与えないで、事後承諾の形をとろうとしている様にみられます。たとえば、管理人の常駐を廃止する替わりに宿直制にするということも考えられますが、宿直制に切り替えてどれだけメリットがあるのかということを考えれば、今までと同様K氏にお願いする方が、オーナーにとっても、(株)Sリゾートサービスにとってもプラスになる事は明白です。(株)Mの1九日以降の回答を待たなければわかりませんが、もしマイナスの方向に進んでいくとしたら、そこに何か意図的なものを感じます。

 今回私たちは、U自然郷や清Sの森、Tリゾート等にも足を運び、管理費等の調査をしながら別荘地の中もみてきました。住んでみなければわからない事も多々あると思いますが、各所、見た目の管理状態は当別荘地と変わりがありませんでした。また、利便施設であるレストラン、テニスコートはもちろん、簡単な買い物なら十分まにあう施設もありました。しかし、当別荘地はどうでしょうか。シャワールームも更衣室もないテニスコート、レストランと言うよりもドライフラワーの工場と形容した方がいい様な店があるだけで利便施設とは名ばかりのレストランです。


 管理業務内容も最近かなりの低下がみられます。ゴミステーションも本来ならば9月に二回目の掃除がなされるはずなのに、担当者が補充のないまま蓼科に応援に行っているために、上の方のゴミステーションは全く手つかずのままで悪臭も発生している有り様です。ドアも何年も壊れたままだし、アプローチには硝子の破片やゴミが散乱したままに(私たちが見かねてかたずけましたが…)なっていました。街路灯が切れても5五本以上切れないと交換できない。」と言われ、半年以上も切れたままになっていました。さらに、道ばたのゴミや空きびん・空き缶も私たちが散歩のついでに拾っているのが現状です。

 以前、管理費の件で話し合いをしたときに、「管理費が高いのはステータス料だと思って下さい。」と、ある(株)M関係者が言っていましたが、その時代錯誤な発言に怒りを感じると共に、本当にこれが一流と言われている別荘地なのかと考えさせられます。このような状態では、Mの評判は落ち、別荘地としての資産価値も落ちていくでしょう。そうならないためにも、オーナーが自由に発言でき、(株)Mも(株)Sリゾートサービスも謙虚に耳を傾ける姿勢こそが大切だと思います。
枯葉がついたままの枝にも細かい雪が積もる

八ヶ岳中央高原M共益施設維持管理業務規程-抜粋資料
八ヶ岳中央高原M共益施設維持管理業務規程-抜粋資料

●共益施設について
1 道路および道路の付属部分
2 街路灯
3 水路および遊水池
4 公園および管理用地
5 塵芥収集および処理施設
6 道路標識および案内看板類
7 別荘地管理用施設

●管理業務の範囲
1 道路の管理および除雪
2 街路灯の保守・点検、電気料の支払い
3 水路および遊水池の管理
4 公園および管理用地の管理
5 塵芥の収集および処理ならびに塵芥収集および処理施設の保守・点検
6 道路標識および案内看板類の保守・点検
7 不明な場合の境界の確認、立ち会い
8 別荘地内の巡回
9 管理用施設の保守・管理
阿弥陀岳は12月には真っ白になる

八ヶ岳周辺の別荘地の管理費と管理体制(1994.11〜12調査)
当別荘地八ヶ岳中央高原M以外、どこの別荘地も管理費は安く、Mを除き建物管理費は任意契約で別に設定されており、管理人常駐(夜間も常駐)も行っておりました。

●別荘地名
1 管理費のオーナー負担の設定方法
2 管理体制など

●蓼科高原M別荘地
1 建物の大きさに関係なく、土地面積2,000平米までは年額一律58,800円(土地面積が3,000平米、5,000平米まで等、広さによって管理費が上がっていきます。)
2 平成6年12月より管理人常駐廃止予定

●蓼科高原M・I
1 一区画平均(1,000平米〜1,600平米)建物床面積百五十平米まで年額120,600円
2 平成6年12月より管理人常駐廃止予定

●S八ヶ岳高原海の口S別荘地
1 建物の大きさに関係なく年額一律42,000円(近々値上げして年額一律55,000円になるということです。)、法人は倍額の84,000円
2 常駐管理(夜間も常駐)

●清里の森別荘地
1 敷地面積により異なる。1平米当たり年額45円。(1,000平米で年額45,000円、1,200平米で年額54,000円。建物管理契約は別にあり、年額24,000円で、週一回建物の巡回見回りを行ってくれる。
2 常駐管理(夜間も常駐)

●原村村営中央高原雀ヶ森別荘地
1 建物の大きさに関係なく年額一律8,240円。建物管理契約を含めた場合プラス年額一律16,480円で月一回の見回りを行ってくれる。
2 村営で管理費も安くなっていますが、道路清掃、除雪、共益施設の維持管理等行ってくれます。

●Tリゾートタウン蓼科別荘地
1 建物延べ床面積100平米まで年額一律31,600円
2 一般管理業務として、建物外部の定期的巡視、鍵の保管・受け渡し、除雪、クリーニング取次、郵便物の預かり連絡、諸代金支払い代行、マイクロバスの運行などが無料です。このほか有料業務が各種設定されています。

●八ヶ岳高中央高原M・S別荘地
1 土地のみの場合2,000平米まで年額一律45,600円、建物延べ床面積100平米まで年額一律74,400円(200平米まで1平米につき年額1,200円増)。ちなみに、延べ床面積150平米までの別荘だと管理費は年額134,400円(税込み138,432円)
2 平成6年12がつより管理人常駐廃止になり、夜間宿直の予定
近郊の別荘地

Copyright(c) 2000-2015 Creative Design Office LETTER HOUSE(since1979) arrival media All Rights Reserved.