1981~1982

  第1回 ATG 自主上映 映画「祭りの準備」

日時:1980年8月23日(土)
   午後6時30分より上映
会場:掛川市東遠地区センター3F/料金:800円
主催:蒼生舎・ATG上映実行委員会/後援:78%KAKEGAWA

黒木和雄監督作品(1975年作品/カラー117分)
原作・脚本:中島丈博
出演:江藤潤・竹下景子・原田芳雄・馬淵晴子・ハナ肇・浜村純・森本レオ・桂木梨江・犬塚弘 他

昭和36年代初め高知県中村市と近郊の漁村での物語。…人生は祭りである。そして青春はその祭りの準備のときである…若者はそれなりに祭りを夢見る…青春期というのはいつの時代も、祭りの準備の季節なのである

  第2回 自主上映映画「ウッド・ストック」

蒼生舎+78%KAKEGAWAの第回上映会です。今回はロックファンなら一度は耳にしたことのあるワーナー映画配給の「ウッド・ストック」を掛川座にて上映します。そんなの知らないよと言われるまだ若いロックファンのために内容を簡単に記します。
1969年8月15日から3日間ニューヨークの郊外で、ロックの人気アーティストが多数出演して「愛と平和と音楽」の祭典がくりひろげられた。全米から集まった若者は40万人、会場に入れなかった若者は80万人。世界平和の祈りを音楽に託し、ともに歌い、ともに踊るという史上最大の若さの狂宴であった。この狂乱と陶酔の3日間のウッド・ストックそのままの姿をとらえた衝撃のドキュメントフィルムである。
日時:1980年11月29日(土)
   午後2時〜5時/午後6時〜9時(2回上映)
会場:掛川座(大手町)/料金:1,000円
主催:蒼生舎・78%KAKEGAWA

出演ミュージシャン:ジョーンバエズ/ジョーコッカー/カントリージョー&ザフィッシュ/クロスビー・スティルシュ&ナッシュ/アーローガスリー/リッチーヘブンス/ジミヘンドリックス/サンタナ/ジョンセバスチャン/スライ&ファミリーストーン/テンイヤーズ・アフター/ザ・フー/グレースリック/ジャニス・ジョプリン/キャンドヒート

  第3回 ATG 自主上映 映画「竜馬暗殺」

慶応3年11月13日、雨の中を尻からげしてふんどし丸みえで走る坂本竜馬(35歳)。足はとみれば皮靴…。このぶざまな姿が、いまうごめきはじめた新しい時代の予感への不安を象徴しているのだろうか。竜馬は〈早すぎた革命家〉なのだろうか。
海援隊の常宿である「酢家」から「近江屋」の土蔵に身を移した竜馬。新しい時代を求めて、抗争と内紛の絶えなかったこの頃、身の危険を感じての逃亡だったが、左幕派の密偵がこれを見逃すはずはない。こうして、佐幕派はもちろん、大政奉還後の権力のせめぎあいから、勤皇派からさえも「危険な思想家」としてねらわれることになった竜馬は、三日後の暗殺へと、必然的に追いつめられてゆくのである。(パンフレットより)
日時:1981年3月21日(祝)午後2時上映
会場:掛川商工会議所3F会議室
料金:800円(当日1,000円)
主催:蒼生舎・78%KAKEGAWA

監督:黒木和雄(1974年作品/モノクロ118分)
出演:原田芳雄/中川梨絵/松田優作/桃井かおり/野呂圭介/田村亮/石橋蓮司/他
蒼生舎会員に送られたお知らせのハガキ。

  第4回 ATG 自主上映 映画「サード」

サードとその仲間「llB」と「新聞部」と「テニス部」は山に囲まれた小さな田舎に育った。そして彼らの合い言葉は「卒業したら大きな町へ行こう」「その為には金が要る」手っ取り早く金を手に入れるには「私たちの身体を売るしかない」と女二人が言い出し、こうして大きな町に出るための四人の共同戦線は張られた。都会に出て何度か客引きに失敗しながらも四人の仕事は順調に進んでいった。ある日、新聞部の帰りが遅いのを心配して客であるヤクザ風の男の家に行ったサードは、口論の末ケンカとなり、その男を殴り殺してしまう。
三方を沼で囲まれた関東朝日少年院。閉じ込められた鉄格子の中で、少年達は黙々と点呼、掃除、食事、探索等の日課をこなす。数日前、通称「サード」は単独室に入れられた。サードの優等生ぶりが気に入らないと上級生がケンカをふっかけたからだ。
ある日母親が面会に来て退院後の暮らしをあれこれ心配する。サードは相変わらず冷たい態度を示している。サードの頭の中に在るのは護送されるときに見た祭りの町だけであった。サードはその町を「九月の町」と名付け、退院後その町へ走って行こうと心に決めている。やがて集団寮に戻ってきてからも優等生ぶりは続いた。早く退院する為には成績を上げなければならない。
男ばかりの日々の中で三ヶ月に一度社会福祉団体SBCがやってくる。この日だけは若い女に接する事の出来る楽しい一日だ。そのSBCとフットボールの試合中にllBが少年院に送られてきた。
ある日、少年院の農場から一人の男が脱走した。その騒ぎにまぎれて院の生活に馴染めないllBも逃走を図ったが捕らえられ連れ戻される。サードはそんな中途半端なllBを殴り倒す。走るなら何処までも走れと無言で語るサードの表情には確固とした決意が読みとれた。単独室の中でサードは自分に言い聞かす。
---ホームベースのないランナーは走り続けるだけだ、九月の町さえ走り抜けて行くんだ。---
(パンフレットより)
日時:1981年11月29日(日)午後1時30分/6時30分
会場:ライブハウスひょうたん島(掛川駅通り)
料金:1,000円
主催:蒼生舎・78%KAKEGAWA

監督:東 陽一(1978年作品/カラー102分)
出演:水島敏之/吉田次昭/森下愛子/志方亜紀子 他

  第5回 自主上映 映画「二十歳の原点」 ある女子大生の愛と死のノート

全国大学生のベストセラー、青春のバイブルと云われる人気小説(高野悦子著・新潮社版)の映画化。「虚飾につつまれた現代の繁栄の中に生きる若者たちのために…」と大森健次郎監督は第1回作品に意欲を燃やしています。脚本は、重森孝子と森谷司郎監督の共同執筆。原作者である高野悦子役には新人の角ゆり子が抜擢され、映画初出演に体当り。若いスタッフ、若い俳優たちが、彼らの無限のエネルギーと知恵をぶつけて製作する青春文芸大作です。

昭和44年6月24日付「京都新聞」夕刊に?娘さん、線路で自殺?の記事。自殺した若い女性は高野悦子さん、二十才で、立命館大学文学部史学科の3年だった。遺書はなく、大学ノートに10数冊の横書きの日記が遺された。
1月2日、悦子は郷里の宇都宮で二十才の誕生日を迎えた。母親が作った成人式の晴着も、何となく、おしきせがましく感じ、イライラした毎日を過す。三カ日を過ぎて間もなく、悦子は京都の下宿に戻ってきた。時を同じくして悦子の親友であり、学生闘争の斗士、牧野も京都に帰って来ていた。
その頃、東大、京大と学園紛争は連鎖反応的に日本全国に拡がり、悦子の立命館大学にも紛争の波は押しよせていた。バリケード、機動隊、赤ハタ…。機動隊の棍棒で殴られ眉間から血を流しながら連行された、渡辺委員長の美しい顔を目前に見て、悦子は「何カヲシナケレバ…デモ何ヲシタライイノダロウ」と思う。
ある日、迷いの中から、悦子は目覚めた。学生闘争から坐折していった牧野ら友人。目の前で逮捕された時の渡辺の目。荒れ果てた教室の中で、悦子が見たものは、自分自身の姿であり、戦う相手が自分であるということだった。
長い髪の毛を切り、友がいなくなった下宿を出て、ホテルでウェイトレスのアルバイトをする決心をした。一日働いて疲れ果てて、宴会場にあるグランド・ピアノの前に坐るときだけが、悦子が以前の素直な悦子でいられる時である。
4月、新入生を迎えて、大学のキャンパスは正に平和そのものである。その中に立ちつくしている悦子。
 「コレハ、イッタイドウイウコトナノダ。アレカラ3カ月モタタナイノニ、コノ平和ナ姿ハ。ニセモノノ平和、アノ渡辺ノ残シテイッタモノハ、ドコヘ行ッテシマッタノカ。ニセモノノ平和ニハ負ケナイ」
メーデーの日、偽りの平和に甘んじる人々の表情を見て悦子は絶望した。この日、鈴木への激しい思慕を胸に抱きながら、バイト先の京大生中村とデイトをした。
酒、タバコ、中村との生活、遠くなってしまった家族との対話、学生闘争への没入…。 しかし、悦子は、空っぽの満足の空間にさまよう。
すべての奴を忘却し、どんな人間にも、悦子の深部に立ち入らせてはならないと思う。沈黙あるのみ。でも淋しい。
暗い夜だけが、悦子のただ一人の友となる。酒、睡眠薬。
悦子は永遠の旅に出る----。
(パンフレットより)
日時:1982年1月15日(日)
   午後2時30分/6時30分
会場:ライブハウスひょうたん島
   (掛川駅通り)
料金:600円
主催:蒼生舎・78%KAKEGAWA

原作…高野悦子(新潮社版)
東京映画製作/東宝配給
監督:大森健次郎
  (1973年作品/カラー)
出演:角ゆり子/鈴木瑞穂/福田妙子/
   高林由紀子/大門正明/
   地井武男 他
音楽:四人囃子

  第6回 自主上映 映画「ハーダー・ゼイ・カム」

ジャマイカの熱い風が生んだ幻の映画です。ジャマイカの貧しい農村から大都会キングストンに歌手のスターの座を夢見て出た北一人の青年の物語。以前にも掛川(1978年/兵藤楽器店)で上映されたことがあるのですが、今回3月で日本での上映権がきれてしまうとのことで急遽上映致します。



身寄りがいなくなった故郷を捨て、ジャマイカの首都キングストンにやって来た青年アイヴァン。歌手になる夢を持つが、荷物を盗まれ、無一文になり、ある牧師の世話になる。だが暴力事件で逮捕され、釈放後、牧師の娘と駆け落ちし子どもが誕生する。悲願だったレコードを作ることに成功したアイヴァンだが、レコード会社から受け取ったのはわずかな報酬だけ。そこで生活のため、大麻の売買に手を染める…。


原題/The Harder They Come
制作年/1972年 制作国/ジャマイカ
時間(字幕版)/103分/音楽映画
監督:ペリー・ヘンゼル
音楽:ジミー・クリフ
出演:ジミー・クリフ/ジャネット・バートリー/カール・ブラッドショー/ラス・ダニエル・ハートマン/バジル・キーン
日時:1982年2月28日(日)
   午後2時30分/6時30分
会場:ライブハウスひょうたん島
   (掛川駅通り)
料金:800円
主催:蒼生舎・78%KAKEGAWA

  第7回 ATG自主上映 映画「戦艦ポチョムキン」

1905年ロシアの黒海艦隊におこった水兵たちのロシア革命の発端となった革命的反乱を映画化したもの。監督はソ連のエイゼンシュテイン。彼は、映画はショットとショットの衝突であるという弁証法的モンタージュを唱え、この映画でそれを確立した。群衆を主人公とし、叙事詩的に構成し、激しくて動的な映像処理が行われている。その映画は無声映画の最高傑作とされ評価が高い。とくに「オデッサの階段」のシーンは、ソ連の無声映画モンタージュ理論の典型として有名である。

軍隊の度重なる敗北にともない、ロシア国内には、労働者ゼネスト、農民の暴動、従属民族の反乱が相次ぎ、革命の気運が漸く軍隊の内部にまで高まって来た1905年6月。戦艦ポチョムキンは、労働者のゼネストが行なわれているオデッサの港からほど遠からぬところに碇泊していた。6月14日の朝、甲板の一隅に吊された牛肉の表面に蛆が群がっていることから、水兵たちの怒りは爆発した。そこに現われた先任士官により水兵たちは追いちらされ、食卓には腐肉のスープが並べられた。だが、誰一人として手をつける者はなかった。緊急集合のラッパが鳴り渡り、甲板に整列した全員にむかって艦長は、スープに満足した者は前に出ろと命じ、出ない者は帆桁に引っぱりあげるようにと命じた。水兵たちは動揺した。その時水兵の一人が水兵たちに砲塔の下に集まるよう呼びかけ多くの水兵はその指示に従った。先任士官は、衛兵に艦首に残った十数名の水兵を射つように命令した。間髪を入れずある水兵がさけんだ。「兄弟たち、誰を射つつもりか!」という言葉に、衛兵たちの銃はおろされた。先任士官は再度命令したが、撃つ気のない衛兵をみてその手から銃をとり水兵たちを撃とうとした。水兵たちは一斉に立ち上った。軍医や艦長は海に投げこまれた…。
                    (ATGチラシより)

制作年/1925年 制作国/ソ連
 サイレント映画/モノクロ・68分
監督:セルゲイ・エイゼンシュテイン

2008年に発売されたDVDの表カバーより
オデッサの階段のシーン(ウィキペディアより)
日時:1982年4月25日(日)
   午後2時30分/6時30分
会場:ライブハウスひょうたん島
   (掛川駅通り)
料金:1,000円
主催:蒼生舎・78%KAKEGAWA

  第8回 自主上映 映画「THE BEATLES Let it be」

脚本家のいない映画なんて聞いたことがありますか。今度のビートルズの映画がそうです。脚本は必要ありませんでした。というのは、この映画は始めから終わりまで、下げいこなしのぶっつけ本番で撮ったものだからです。セットしたカメラは絵演奏し仕事をしているビートルズを追い、ビートルズのくつろいだ姿を見せてくれます。
ビートルズの新曲「Let it be」から題名を取ったこの映画は、遊び半分の即興演奏で、あるいはこれまでの映画の音楽を練習したりする場面で、ビートルズ音楽をふんだんに聴かせてくれます。この映画にはジョン・レノンの日本人の妻小野洋子も出演しています。といっても何かの役を演じているのではありません。練習したり、即興演奏をやったり、ふざけたり、気のきいた冗談を言ったりするありのままのビートルズにまじって、彼女も小野洋子自身として出てくるのです。自宅に内輪の人だけが集まった時のように、彼女はふざけ、冗談をいいます。
ポール・マッカートニーがビートルズを離れると発表したことにより、この映画は彼らの最後の映画になるかもしれません。
過去10年間において、ビートルズがバッハ、ベートーベン、ブラームスの三大Bの音楽以上に多くの人に聞かれ、支配し、影響を与えてきたことは確かです。
                     (チラシより)


アップル・フィルム作品
制作公開年/1970年 カラー・80分
監督:マイケル・リンゼイ=ホッグ
出演・音楽:ビートルズ 他

日時:1982年6月27日(日)
   午後2時30分/6時30分
会場:ライブハウスひょうたん島
   (掛川駅通り)
料金:1,500円
主催:蒼生舎・78%KAKEGAWA

  第9回 自主上映 映画「青春の蹉跌」

生きることは闘いだ!
平和は敗北者の叫びだ!
愛を裏切り野望に賭ける鮮烈な青春!
----ものがたり----
A大学法学部に通う江藤賢一郎(萩原健一)は学生運動をキッパリと止め、アメリカンフットボールの選手として活躍していた。伯父の援助を受けるかたわら、大橋富美子(桃井かおり)の家庭教師として小遣いを稼ぐ。
生きることの闘いか社会への挑戦のためか、フットボールを退部した賢一郎は司法試験に専念し、難なく一次試験、二次試験、三次試験とパスしていく。それは社会的地位を高めることであり、康子(檀ふみ)との結婚は野望の完成であると賢一郎は思っていた。
登美子から短大の合格祝いにとスキーに誘われ、その夜ふたりは結ばれた。しかし、ある出来事によって賢一郎は伯父の娘康子と急速に親しさを増し婚約したことを告げるが、逆に妊娠5ヶ月だと知らされ賢一郎の方があせった。堕ろすこともできず、不利な立場から逃げるため思い出のスキー場に向かった。そこで登美子から心中しようと言われた。
雪の上を滑りながら賢一郎は登美子の首を絞めていた。登美子を埋めた斜面に雨が降る……
                     (チラシより)


原作:石川達三
制作:田中 収/1974年 カラー・85分
監督:神代辰巳
出演:萩原健一・桃井かおり・檀ふみ・河原崎健三・荒木道子

日時:1982年9月26日(日)午後2時30分〜/6時30分〜
会場:ライブハウスひょうたん島(掛川駅通り)
料金:1,000円
主催:蒼生舎・78%KAKEGAWA

  第10回 自主上映 映画 ローリングストーンズ「ハイドパーク」

The Rolling Stones From the Vault: Hyde Park Live 1969


1969年7月5日、ロンドンのハイド・パークで開催されたフリー・ライブ“ハイド・パーク・コンサート”は、当時20歳のミック・テイラーを新ギタリストに迎えると同時に、2日前に不慮の死を遂げたギタリストのブライアン・ジョーンズの追悼公演となった。25万人とも50万人ともいわれる大観客を集めた、ストーンズにとって約2年ぶりのステージ。ミック・ジャガーのインタビューを織り交ぜながら、ストーンズの名曲が堪能できるライブフィルムである。


1969年7月5日 イギリス・ロンドン ハイドパーク
【メンバー】
ミック・ジャガー(ヴォーカル)
キース・リチャーズ(ギター)
ビル・ワイマン(ベース)
チャーリー・ワッツ(ドラムス)
ミック・テイラー(ギター)
【収録曲】
・Midnight Rambler (ミッドナイト・ランブラー)
・Street Fighting Man (ストリート・ファイティング・マン)
・Satisfaction (サティスファクション)
・I'm Free (アイム・フリー)
・I'm Yours She's Mine (アイム・ユアーズ、シーズ・マイン)
・Jumpin' Jack Flash (ジャンピン・ジャック・フラッシュ)
・Honky Tonk Women (ホンキー・トンク・ウィメン)
・Love in Vain (ラヴ・イン・ヴェイン)
・Sympathy For The Devil (悪魔を憐れむ歌)



日時:1982年12月12日(日)午後2時30分〜/6時30分〜
会場:ライブハウスひょうたん島(掛川駅通り)
料金:1,000円
主催:蒼生舎・78%KAKEGAWA