一、管理体制の変更について 弊社と致しましては管理体制の如何にかかわらず、オーナーの皆様からいただいた管理費の範囲内で良質な管理サービスを提供し、八ヶ岳中央高原M別荘地としての良好な環境を維持していくことが弊社の責務と認識しております。今般Sリゾートサービス所長が定住管理人を兼ねていた従来の管理形態を所長の異動により宿直体制に変更した訳ですが、これは長期的な視野に立って適正なサービスの提供を継続していくために実施したものであり、もとよりサービスの低下は無いものと確信しての判断ではありました。なお、管理システムの変更のご案内に不手際がありましたことは当方としても反省いたしております。今後とも皆様のご意見を承りながら業務形態の改善改良に努めていく所存でございますので、ご高配のほどよろしくお願い申し上げます。 二、管理費の改定について 弊社といたしましても度重なる人件費等諸物価高騰の中でやむを得ず従来より改定時に一定の管理費値上げをお願いしてきたのが実状であり、またその際に計数的に値上げ理由を明示せよというご主張も充分理解できるところであります。弊社といたしましては、そうした観点から今後ともできる限り計数的にご説明し、ご理解いただけることを目指していく所存ではございますが、企業として開示できかねる情報も多く、貴下ご指摘の水準までご説明内容が到達するか否かにつきましては懸念されること、念の為申し添えます。 三、Sバス別荘地の開発について 「Mが道路の使用を認めねば」というご指摘でございますが、ご指摘の道路は公道であり、弊社といたしましては一般の使用を認める認めないという立場にはございません。弊社といたしましてはSバス(株)及びM不動産(株)から開発通知を受けた際には別荘地の管理請負者として工事にあたっての交通安全・騒音の防止・破損個所の修復等についての諸注意を申し入れ、出来る限りオーナー様の別荘地利用に影響が少ないようお願いをしてきたわけではございますが、力不足の点につきましてはおわび申し上げます。なお、破損個所につきましては雪解けを待ち、修復の予定となっております。 又、Sバス地区の販売・管理受託についてのご指摘でございますが、確かにご指摘のようなお話は両社にて進めてはおります。本件につきましては、まだ契約の詳細を詰めているわけではございませんが、弊社といたしましては本件は他地区における受託業務と認識しており、「八ヶ岳中央高原Mのオーナーの皆様に予め通知・説明を」とのご指摘につきましてはご容赦頂きたいと考えております。しかしながら、八ヶ岳中央高原Mの管理と関連する事項が生じてきました場合は、詳細が判明次第事前にご案内申し上げる所存でございますので、ご高配のほど宜しくお願い申し上げます。 四、MHについて ご指摘のように当地はレストラン業務がなかなか難しいところらしく、「MH」以外出店希望もなかったというのが実状であり、弊社といたしましても店舗閉鎖も含め検討するなかでの苦渋の決断でありました。何卒事情ご賢察のうえ、ご理解賜りたいと存じます。 五、登山道について ご指摘につきましては、弊社といたしましては十分認知いたしておりませんでした。調査いたしましたところご指摘のとおりでございましたので、開発により登山道への案内が不明瞭となった箇所につきましての標識の復元・新設を事業主に申し入れいたします。 六、街路灯その他について 光害につきましてのご指摘につきましては全く逆のご要望も多く、運用には困難も伴いますが、貴重な意見として承り、街路灯更新の際には器種等につきまして効能・費用等総合的に検討していく所存でございます。また、巡回警備につきましては弊社といたしましては犯罪抑止効果を期待しての処置と認識しておりますが、ご指摘のような観点から常時チェック・再点検すべき事項ではあると存じます。 平成7年2月21日(株)M・(株)Sリゾートサービス 代表取締役社長 N