山菜-サンショウ

サンショウ

ミカン科
 近くの山や山道に所々自生している。上の写真は実ザンショウ(雌株)で毎年10月頃に実をいっぱい付ける。写真中は近くの暗い林の中に生えている雄株。当然ながら実は付かない。下の写真は、高さが3メートルを超す数本の雌株。たくさんの花が咲き、葉をつぶすようにしてさわると例の特有の香りがした。この木の周りには実生の幼木がかなりの数生えており、将来この一画はサンショウ林になりそうだ。
 もっぱら薬味や飾りとして使っている。目でも楽しめる香辛料なので、料理に添えるだけで楽しい気分になる。枝ごと採ってもしばらくするとすぐしおれるので、やはりとりたてが一番。葉をたたいて香りを出して刺身や魚の照り焼き等様々な料理に添えれば料亭気分。実は主に乾かしてすり鉢で粉にして使っている。
全部実が出来たら一生かかっても使えない位有りそうだ。