山菜-ミツバ

ミツバ

セリ科
 富士見の林道の湿気の多い木陰でよく見かける。その近くにはシソもよく繁殖している。上の写真のものは以前住んでいた所の裏の畑に10年ぐらい前に蒔いたみつばが繁殖して出てきたもの。ほとんど野生化し毎年雑草にも負けずどんどん増えている。近所の家にも株ごと分けるが、飽きるくらい食べても食べきれないくらいだ。下の写真は富士見の庭に種をまいて増やしたもの。2年目にして旺盛に繁茂している。
早春庭や山道のあちらこちらに塊となって芽をだしてくる。最初は緑が懐かしくてそのままにしておくが、そのうち一気に成長し、堅くなって食べきれなくなる。
 香りが最高である。根本からばっさりと刈り込むが、数日後にはするともう新しい芽が出てくる。和え物は香りが飛んで好きではないが、おひたしにすればシャキシャキとして歯触り香りとも口の中は春満開である。みそ汁やすまし汁には食べる寸前にパ〜ッとうきみとして放つ。かき揚げ天ぷらに混ぜてもおいしい。大きくなった葉は、焼き魚の飾り(といっても食べてしまうが)に使ったりしている。