山菜- アマドコロ

アマドコロ

ユリ科
 山道の脇の半日陰から陽当たりのよい場所までにわたって点々と数十本のかたまりで生えている。原村ではあまり多くはなく、もっぱら高原の花(草)として観賞しているだけだった。ここ富士見では各所に群生していて、これなら少しは戴いてもよいかなという気分になる。あまり採る人がいないので毎年増え続けている。
 出始めの若い芽とシャベルで掘った根(地下茎は横にのびてつながっているのでいるので注意しながら掘り起こす。ひげ根が多いので使う前にきれいに取り除く。)を利用する。茹でて定番のおひたしと味噌和え。その名のようにほんのり甘くておいしい。
ひげ根を取った後のアマドコロの地下茎。