生涯学習センターとうまくつき合う方法
78%KAKEGAWA Vol.40 1983年7月号掲載
13億円の予算が10億円もオーバーして、一応4月10日から会議室が、
5月20日から大ホールの貸出しが始まり、実質的にはオープンしている生涯学習センター。
正式なオープンは7月8日です。
この生涯学習センターについては、建設前から賛否両論でいろんな話も聞くけど
今更どうのこうの言ってもはじまらない。出来上がってしまった以上は
大いに利用して活用することだ。
今回は生涯学習センターとうまくつき合う方法を伝授したいと思います。
ステージ&ホール
音響が最高!

市民が一番関心を寄せている大ホールから紹介します。今まで、掛川にはこういった施設が無かったために、大規模な演劇やコンサートや講演会等を地元で観たり聞いたりするチャンスが少なかったし、自分達で企画することもできなかった。見たり聞いたりすることも参加のひとつなんだから大いに利用したいものだ。何となく掛川の街にも文化の匂いが漂い始めた感じだ。

固定席657席、移動席424席で合計1,081席。大ホールと小ホールの役割を兼ねていて。企画や規模の内容によって使い分けられるようになっている。広すぎて観客がガラガラというのも困るし、あんまり狭すぎても企画の内容が限られてしまうので、その点では利用価値がある。ここで驚いたのが、後部の座席がボタン操作ひとつで自動的に降りてくる仕掛けになっていることだ。これをロールバックスタンドと言うのだそうです。いちいち椅子を並べたり片付けたりする必要がなくなっちゃったんです。ますます人間を横着にさせそうな装置なんだけど、労力の伴う作業にはやっぱり便利なんです。

ホールは途中で仕切れるようになっているので、小ホールとして利用する場合にも少しの違和感もありません。他にも音響・照明・映写機・マイク・ピアノなどの設備も設置されています。ちなみに音響に関しては専門家から「かなりいい」と最高点をつけられた位です。まだオープニング前なので披露してもらえることが出来なかったのですが、ステージの緞帳(どんちょう・ステージ前の幕)は、アルミ製の鏡面仕上げになっていて、東遠地区(掛川と近隣の町村)の地図が描いてある珍しい物です。チャンスがあったらじっくり見て下さい。


予約は半年前に…

さて、大ホールの予約も10月いっぱいまでの土日はすでにぎっしりとスケジュールが組まれ、今のところは大盛況である。

生涯学習センターの本来の目的は、市民のためにという事になっているので、出来るだけ他からの興業を少なくして、市民を優先してくれるそうですから、自分達で企画してじゃんじゃん利用しよう!ただし予約は半年前からにしてほしいそうです。


使用料もいろいろなパターンがある

使用料も掛かってくるので余程計画して取り組まないと赤字で四苦八苦と言うことにもなりかねない。市民の場合は最低が4〜5万円。これは入場料を取らない場合の金額で、入場料の金額で最高は18万円の使用料金が掛かってきます。これ以外にも、音響や照明、映写機などを使えば全て使用料が掛かってくる。それらの操作に関しては操作して貰うためSBSプロモーションに市が委託しているので本来4〜5万円掛かる費用は一切無い。

コンサートをやれば当然ながら音響や照明、マイクなどが必要になってくる。映画をやるにしても映写機がなければ始まらない。「器械がかなり複雑になっているので、たぶん、普通の人では無理でしょう」とのことでプロが操作すれば間違えはありません。

市が主催する場合でも料金は同じ様に掛かってくるそうですから(とは言ってもお金が右から左へ動くだけなんだけど)学生だからといって学割にはならないようです。ただし、減免措置という方法があって、市に申請を出して市長の許可が下りれば割引も可能になります。どの程度のものまでが許可されるのかは市長の度量の大きさと理解度の深さに関係してきますので判りませんが、予算がどうしても取れない場合は、センターの窓口で手続きをしてください。

さて、ホールの裏側、いわゆる楽屋裏と呼ばれている所を覗いて見た。広い控え室には鏡台が2台据え付けてあり、このような部屋は3室有る。その他にリハーサル室やシャワー室、テレビや応接セットが備え付けてある部屋もあり、今までの楽屋裏という暗いイメージは微塵も無い。いつか私もワンマンショーでもやってみたいと思っている。(思うのは勝手。)市長さん、50人ぐらいの小、小ホールを作る予定はないでしょうか?
小ホールの状態。大ホールは右側の壁がとれて後方全体に移動し、後部座席が機械操作で降りてくる。
ステージの大きさは幅20m奥行き12.5m。大編成のオーケストラでも十分な広さがある。
ホール裏側にある準備室(控え室)は3部屋あり、リハーサル室なども完備している。
会議室
玄関を入ると、中心部に唯一一般市民が無料で使えるというドーム型の多目的催物広場があり、その周囲に16名収容の第1会議室(72平米)、各36名収容の第2・第3会議室(各72平米)、学習の部屋と呼ばれているボランティアの部屋、くらしの部屋、青年婦人の部屋、相談室、文化の部屋、料理室、和室、工作室と続く。

会議室は2階にも第4会議室(216平米)があり、150名位収容できる視聴覚の部屋がある。ここには16ミリ映写機、アンプやスピーカーも設置されていて、少人数の試写会や自主上映などに利用するには格好の場所。当然ここも映写機などの操作はSBSに委託してあるのでお金は掛かる。ただし、映写機の持込は可能になっている。この第4会議室を借りるには午前2,000円、午後2,000円、夜3,000円で、一日通しで借りても5,000〜6,000円しか掛からない。他の会議室も大体1,000〜1,500円と、比較的安くなっていて、全て冷暖房完備。

しかし、オープン前だが、すでに部屋数が少なすぎるという苦情もある。受付が半年前からでは、決して使い勝手が良いとは言えない。ちょっとした会議をやるのに半年も前から計画を練るところも少ないだろう。定期的に会合を行っているような特定な団体やグループに限られてくる可能性は十分ある。結局は、空いている日に合わせるしかないようだ。
第1会議室は小人数でも利用できる円卓になっていて、16名収容。
第2会議室・第3会議室は共に36名が収容できる。
料理室と和室
担い手の部屋
会議室から出て、奥に行くと円形ドーム型の多目的催物広場を囲むようにして、学習の部屋と呼ばれている6つの部屋(各室33.4平米)がある。ここは市民なら全て無料で使えるようになっている。(またここで、「ただし」が出て来るんです。)ただし、同じ市民でも市の文化に貢献していない人は使えないそうです。

これは全国的に言えることなんだけど、市内の公共施設というのは、いつも市と関係のある団体や組織がが優先され、なおかつ利用料金も優遇されているのです。市の関連組織に所属しないで個人や団体で文化活動している人達はどちらかというと置き去りにされた形になっているんですね。

では、市の文化に貢献されている人達っていうのはどういう人達かって言うと、福祉協議会関係、ボーイスカウト、市青協関係(青年団など)、文化協会などの団体に所属している人となっています。しかし、個人や団体で文化活動している人達でも、実績があれば認められる場合もあるそうです。

その場合は、まず市に一年間の活動計画の報告を出します。審査があり、もし許可が出なかったら、どこが認められないのかはっきりとその理由を聞くべきですね。どんな場合でもうやむやはお互いの心に深〜い傷跡を残しちゃいますから。
料理室は69.4平米あり25人ぐらいが一度に利用できる。この隣には15畳の和室2部屋があり、襖で仕切られているので30畳になるので40名ぐらいが利用できる。
パーティやるならここっきゃない!
たまには、自分達で料理を作ってパーティをやってみたい。ホームパーティだと少人数の場合はいいけど、少し人が増えると場所が狭くて大変。そんな時には料理室と隣の和室2部屋を借り切って行うといい。
水道、ガス、冷暖房が自由に使えて、使用料が1,000円位。和室も同じくらいの料金で15畳の部屋が2部屋も借りられる。仲間同士で料理教室を開いてもいいし、秋になれば山芋パーティだって出来ちゃう。この部屋の使い方はいろいろ工夫してみてください。尚、和室については茶道も出来るように検討していく予定だそうです。
ギャラリー
多目的催物広場
個展を開くなら
今まで掛川市には、昨年西町にオープンした並木画廊以外、ちゃんとしたギャラリーがなかった。創作する者にとって個展を開くことは夢である。今まで浜松や静岡でしか個展を開くことの出来なかった人々にとって、地元にギャラリーができることは、長年の夢だったにちがいない。
ここにはギャラリーもあるのです。う〜んますます文化の匂いが強くなってきたぞ!8月いっぱいまでは、資生堂に預けてあった美術品を展示してあるので、一般の人達はその間使えないが、それ以降は貸し出すので、ここも大いに活用したいものだ。
当然の事なんだけど、絵に限らず何でもいいのです。自分でコツコツと創作したものが、一生日の目を見ないなんていうのは残念。「人に見せるような物ではない」なんて、控えめな気持ちはかなぐり捨てて、大いに見せるべき。それが、今まで以上にやる気を起こさせてくれる起動力になるんだから。
無駄なところを有効に使う
唯一、一般市民が無料で使える多目的催物広場には、一面に人工芝が敷き詰められている。ここでは、バトミントンをやろうが、歌を歌おうが、走り回ろうが老若男女を問わず自由に利用できる楽しい遊び場だ。午前9時から夜10時までの開館時間内なら出入りは自由。

普段は子ども達がキャッチボールをしたりして遊び回っているそうであるが、度々センターを訪れている人の中には、「利用しているのを一度も見たことが無い。無駄なスペースだと思う。」という意見もあるが、実際に無駄かどうかはオープンした後の結果を見ないと何とも言えない。まだオープニング前で知らない人も多いだろうし、使い方さえも知らない人も大勢いる。宣伝不足も大いにありそうだから、78%紙上で宣伝と文句を書いてしまいます。

夜でも電気が煌々と点いているし、部屋の中だから虫も来ない(と思う)、痴漢もいないし(と思う)最高の場所である。グループで来て遊ぶのもよし、語り合うのもよし。羞恥心を捨てて歌の練習だって出来る。ただし、自分達だけの場所じゃ無いということをわきまえて下さいね。それから、多目的広場の中心部分は、ガラスドームの関係で音がかなり反響する。小さな声で話していても、声がみんな跳ね返ってきてすごくおもしろい。内緒話はダメかも。

ここの催物広場は借り切ることも出来る。展示会や販売などで使う場合で一日8,000円位だそうです。でも、折角の遊び場なんだから、多目的とはいえあまり商売に利用されたくない気もする。みんなでもっと有効的な利用方法を提案しよう!

ここのドームの難点は、外の温度より3〜4度高くなること。天井がガラスで窓が無く、尚且つ冷暖房設備も無い。3カ所有る出入り口が開いているだけでは、真夏の風のない日などはどうにもならない。気温30度はざらなので、35度も有った日にはドーム内は40度近くにまでなっちゃうのだから茹だってしまいそうだ。夜も夕涼みがてらなどと言うわけにはいきそうにない。夏場の利用はちょっと考えものだ。

センターの中には飲食物などの自動販売機は一台も置いていない。(どうしてなんでしょうかね、安いし手軽でいいのに…)その替わりに7月1日から、ハンバーグ、サンドイッチ、スパゲッティなどの簡単な軽食から、コーヒー、ジュースなどの飲み物が飲めるティールームがオープンするそうです。

上を向いて歩こう!
ドームの天井には、市内小中学校の生徒達が描いた絵が吊ってある。全部で86点の絵を、わざわざ京都に持っていって、拡大して布に染めたそうです。1点が5万円位かかっているそうですから全部で430万円也。貧乏性だから思わず「もったいな〜い!」なんて言葉がつい出てしまう。アイデアはいいんだけど、お金を掛けた割には、天井が高くて目立たないんですよね。掛かりの人に説明されて言われるまでは気がつきませんでした。これからは、上を向いて歩こう!
多目的広場のドーム。ガラスなので昼間は十分明るく夜は煌々と電気が点く。
ドームの下は一面に人工芝が敷き詰められていて、何をするのも自由だ。広さは1,100平米ある。
ティールームは多目的広場の西側通路の中程にある。
営利目的だけに利用させる手はない!
生かすも殺すもアイデア次第!
ホール、会議室、多目的催物広場、ギャラリーの他に、野外ステージや公園もある。春から秋にかけての暖かい日には野外ステージを利用して、コンサートや演劇、盆踊り大会やディスコ大会等々、いろいろなことが出来そうだ。野外というのは、う〜んと開放的な気分になれるから最高です!78%主催でコンサートなんかもいいな。落語や漫才で思いっ切り笑うのもいい。日頃の鬱憤を発散させてみたいですね。読者の皆さんが何か企画したら教えて下さい。大いに宣伝しちゃいますから…。

自分達で企画して何かをやるって、とても楽しいことですよ。周囲がビックリするようなこと、やってみたいと思いませんか?市長も言っています。
「できるだけ役者として、主人として、演出者として行き、何かをやっていて面白いという開かれた施設にしたい。」そして、「いろいろな空間が用意されているので、供用開始されてから後、思わぬ使い方のアイデアが生まれてくるだろう。」とも言っています。
23億円かけた生涯学習センターを生かすも殺すも市民次第ということですね。


じゅうたんが焦がされた!
現在、生涯学習センターは男子3名、女子1名で管理し、12月28日〜1月4日の期間を除いては年中無休で毎日午前8時30分〜午後10時まで営業している。毎週月曜日は休館日ということになってはいるが、職員は平日と同じ夜10時までは館内にいる。男子3名が毎日交替で夜まで残っているから、3日に一度の割合で残業ということになる。しかも、土日でもホール関係の催しが入っていれば、3人が全員、催しが終わるまで残ることになる。それが毎週続けば全く休みが取れないし、普通の日でも夜はたった一人で警備と受付をやることになるので、職員は大忙しで休む暇も無いのである。

後片付けについても、借りた人達が行うということになっているにも関わらず、灰皿すら片付けない団体がいるという。そんな時には、たったひとり残った職員がせっせと片付ける。その団体が大勢でやればすぐに片付けが終わることなのに…。借りる以上はそのくらいの良識を持って欲しいものですね。それから、ホールの中ででは食事をしたりタバコを吸うことは禁じられていますが、なのにですよ、食事をしたりタバコを吸ってじゅうたんを焦がした人もいるとか…。


毎日遊んでいても飽きない!
多目的広場で遊んでいた中学生達に、遊び心地を聞いてみた。
78%:みんないつもここで遊んでいるの?
「う〜ん、もうずっとそう。でも、もう来れないね、部活が始まっちゃうもんで。」
「今ねぇ、学校で結膜炎が流行ってるじゃん。ほんだもんでねえ、休んでいる人が多くて、部活ができないんだよお。」
78%:ここは楽しい?
「うん、面白いよ。あきないね、毎日遊んでても。だけどね、ここの管理人の人がうるさいだよぉ。」
78%:さっき怒られてたね。ローラースケートやっちゃあいけないって…。やっちゃあいけないことは止めなきゃ…。
「う〜ん。」(履いていたローラースケートをぬいで、次の遊びに熱中)
野外ステージと野外広場。広場のこちら側は広い公園になっている。
正面入口の広場から見た導入路。
バトミントンで遊ぶ中学生達
自主的にやっている活動に理解を示してほしい。
組織が出来て20年位になるという掛川演劇鑑賞会。演劇に興味を持っている人達で組織され、現在掛川・小笠郡下に240人ほどの会員がいる。演劇を演じる方ではなく、観て楽しむ団体である。同じ組織でも、浜松や磐田の場合は、年に何回か例会を催して、かなり活発に活動しているが、掛川の場合は、演劇をやれるような施設が無くて、一度も企画するチャンスに恵まれることがなかった。今回生涯学習センターが出来たことによって、20年目にしてようやく第一回目の例会が実現しそうである。

掛川演劇鑑賞会では、10月7日に杉村春子主演の「横濱物語」を予定している。市長や教育委員会の推薦ももらい、文化団体としても認められた。現在、ホール使用料の減免申請書を出しているが、「どうなるかわからない」と、不安の色は隠せない。演劇鑑賞の対象人口がきわめて少ないこともあり、かなり厳しいものになっていきそうである。会場の使用料は他の市より安いそうであるが、磐田市は50%の減免、市と協賛の場合は無料になる。また、浜松市は30%の減免となっている。掛川もこういった自主的にやっている活動に理解を示してくれることを望みたい。
掛川演劇鑑賞会の萩原さん。
生涯学習センターの主な設備と装置
ステージ・ホール

ステージ面積●20m×12.5m 
冷房設備完備・舞台照明、音響などの舞台設備完備・スクリーン・映写機・楽屋・シャワー室・舞台備品完備
ホール面積●2,138平米
冷暖房完備・防音完備・客席1,081席(固定席:657席・ロールバックスタンド:424席)

多目的催物広場

面積●1,100平米 全面人工芝貼・展示パネル

大会議室(2階)

面積●18m×12m 216平米
会議テーブル55基・椅子165脚・ボード1基・会議用音響設備一式・映写設備一式・オーバーヘッドプロジェクター一式・電話スタンド

ギャラリー

面積●1階:186平米 2階:142平米
各階とも椅子4脚・テーブル1基

学習の部屋(6部屋)

面積●33.4平米
冷暖房完備・会議テーブル12基・椅子36脚・スクリーンボード1基・電話スタンド

小会議室

面積●12m×6m 72平米
冷暖房完備・会議テーブル12基・椅子36基・スクリーンボード1基・電話スタンド

料理室

面積●69.4平米
冷暖房完備・調理台5基・椅子25脚・食品棚3基・冷蔵庫1台・ホワイトボード・電話スタンド

和室

面積●12m×6m 72平米
冷暖房完備・座卓8基・テレビ1台・茶道具一式

工作室

面積●12m×6m 72平米
冷暖房完備・工作台6基・椅子17脚・工具戸棚2基・スクリーン付きボード1基

リハーサル室

面積●78.2平米
冷暖房完備・防音扉付き
大ホールのスケジュール

現在、ホールの使用が確実に決定した催事。

7月8日:落成式典
7月9日:文化の集い「落語」出演者/林家木久蔵・古今亭円菊
7月10日:松本伊代コンサート
7月11日:婦人の集い
7月12日:市民大正琴の集い
7月15日:文化講演会「阿部進」
7月16日:殿様キングス歌謡ショー
7月19日:美空ひばりショー
8月21日:吹奏楽リハーサル
8月26日:五木ひろしショー
9月2日:報徳社全国大会
9月21日:東海支部QCサークル大会
9月25日:掛川東高校管弦楽部演奏会
10月30日:マンガ映画会
※このほかに9月までに、松田聖子、西城秀樹、三波春夫、10月7日に杉村春子主演「横濱物語」なども予定されています。なお、7月のスケジュールの詳細につきましては、78%便利ガイドをご覧下さい。

生涯学習センターの名に恥じない利用法を。

掛川青年会議所で生涯学習センターのマスコットネームを募集した結果「ユーミー北池」と決定したそうです。さて、いろいろな論議を呼んだ生涯学習センターですが、最終的には必要な施設でもあります。出来上がった以上は、特定の人達だけでなく、一人でも多くの人が利用でき「生涯学習センターが出来てよかった。」と思えるような場にして貰いたいとおもいます。掛川市には規則に縛られることなく、何かをやろうとしている人達に優しく手をさしのべてもらいたいものです。皆が平等に使えなければ意味が無いのです。実際に24時間自由に使用できるセンターが他の都市にはあるのですから。