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大野さんは、雨の日も風の日も13年間無欠勤で、子どもたちの安全を願いながら黄色い旗を振り続けている。この黄色い旗は昭和48年4月6日に掛川警察署から感謝状とともに贈られたもの。
昭和42年に大野さんのおばあさんが交通事故で亡くなられた。その後、幼稚園の子どもが道路を渡ろうとしてもなかなか渡れないで、そのうち泣き出してしまったのを見た。そのことをきっかけにして毎朝7時頃から新町の郵便局の四つ角に立って、通園通学の子どもたちのために黄色い旗を振り続けている。
大野さんが横断歩道のまん中で一生懸命旗を振っているのにもかかわらず、平気でその横を通り過ぎていく車が後を絶たない。特に女性の人の運転マナーの悪いのには驚いてしまうという。「だけどたまに車の窓を開けて、おばさん、ごくろうさん!って声をかけてくれる人がいると本当にやっていてよかったと思います。」と大野さん。
ドライバーの皆さん、命がけで子どもたちを守ってくれている大野さんを見かけたら是非「ごくろうさま」とひと声掛けてくださいね。 |
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