北池の生涯学習センター建設について
Vol.19 1981.10月号掲載 
 現在、大池地域をカルチャーパークとして建設を進めている様だが、この利用方法に疑問がある。演劇・音楽などのグループが利用できる場所がないということだが。また北池を埋め立てして作るという建物はどのような性格のものなのか?(市内T・Yさん)

 大池のカルチャーパークは、多目的な機能を持つ体育館として一市一町の中核的な要素を持つ施設で、生涯学習センターとは違う意味合いのものを作っていきたい。北池には生涯学習センター的なものを作る予定です。

 他の市町村は非常にお金をかけて作っているが、住民が利用する場合、使用料や維持管理費の負担が大きい。そこで掛川では、下駄履きでも気軽に入れるような施設を作る予定でいます。

 20坪位の部屋を8室設けて、青年会の集い、音楽愛好会、婦人会の料理教室にしたりとか、いろいろな目的に使用できる部屋を作る予定になっていて、又、少人数のグループ用の会議室から1,200人位の大会議でも行える大会議室を設け、そこにオーケストラピット付のステージを作り、音楽・演劇などにも利用できる様にします。

 これから、市民と話し合いながら、どういう目的の部屋をつくっていくか決めていきます。使用料についても、市民の人が1人でも多く利用できるように、できるだけ低い使用料にしていきたい。完成予定は昭和58年の3月です。(市長公室より)