Vol.34掲載 19832.1
いたずららいさんイロハかるた
 戸塚 廉 掛川市家代
「おやこ新聞」の新年号で、読者の子どもたちに、何かいい贈り物をしようと思って考えて、このごろの子どもは“いたずら”をしなくなったというから、“いたずら”をたたえる、かるたを贈ろうということになった。

【ろ】労働者の三代め。
(いたずらっこは労働がうまい)
【い】いたずらをしたサルは人間になった。
(いたずらをしなかったサルの子孫は今でもサルをやっている)
【は】花より オタマジャクシ。 【に】にらんだって平気。
【ほ】ほめられることは つまらない。
【へ】へんなやつ 気取り屋。
【と】特だねで叱られる。
(学級新聞に先生の立小便など書くとひどい目にあう)
【ち】茶わん音楽に雷。
(茶わんに水を入れて一オクターブのピアノを作って演奏)
【ぬ】ぬすびとと まちがえられ。
【り】りこうもので ひきようもの。
【お】大きくて うまいの とる。
【る】るすい わすれて るすにする。
【わ】わたしは わたし。
【か】垣根のむこうの 落とし穴。
【よ】よく見たら うちのこ。
【た】たこの手も かりたい。
(猫ではたりない)
【れ】れっきとした マラソン選手
(また ちこく)
【そ】外へ出れば 弁慶。
(家では猫の子)
【つ】つんつるてんが よく似合う。
【ね】猫なで声は ニガテ
【な】奈良の大仏 くらいに なりたい。
【ら】落第坊主に 文化勲章。
(大学者はたいてい落第の経験者)
【む】無理も がんばれば 通る。 【う】ウナギのことばもわかる。
(動物大好き)
【の】野にも勉強 山にも勉強。
【い】犬も よけて通る。
【お】思い出の山 思い出のキズ。 【く】苦労して とったら 渋柿。
【や】安物買いが うまい。 【ま】マンガの先生は ハンサム。
【け】けんかして できた 親友。 【ふ】プールができて 川でおぼれる。
【こ】子どもに海を山を川を。 【え】えんがわのかたきを 野原でうつ。
【て】テストで まけて  鉄棒で勝つ。 【あ】アダナが 平均三つの学級。
【さ】サルの落ちた木にのぼる。
【き】きかんしゃばかりそろって もめる。
【め】めしは二番目。
(一番目はいたずら)
【ゆ】夢に見る 宇宙力。
【し】シェーのうまい 女の子。
【み】みんなでやれば ヘイチャラ。
【ひ】ひとのキズも 痛い。
【え】えんまさまなら ほめるだろう。
【せ】千万人反対でも やる。
【も】文句をいって 勉強する。
(文部省が悪い)
【ん】ンコの固い 丈夫な子。
【す】水泳の三横綱。
(勉強はニガテだが)