掛川スキークラブ
Vol.20 1981.11月号掲載 
雪の上は別世界だ!

会が発足してから6年という掛川スキークラブ。はじめてスキーをやる人には手取り足取り教えてくれる。特に女性には親切で、急にお節介やきが多くなるというこら不思議だ。しかし、聞けばベテランはほんの数人というから要注意。みんな2〜3年するとクラブ員同士で結婚しちゃって会から離れていくんだそうです。何故やめていくのかというと、お金がかかるから。調査によるとゴルフより掛かるとか。ワンシーズンで25〜30回も出かけて行く人もいるそうで、なかなか大変である。スキーはどこでも出来るというスポーツじゃないから、静岡からだと交通費や宿泊費が加算されてくる。満員列車にギュウギュウ詰めにされたり、混雑する車の列をかき分け行くのだから、着いたらめいっぱい楽しまないと、元の取れないスポーツなのであります。しかし、スキー大好き人間にとっては、そんなことには替えられないスポーツで、ゲレンデに出て辺り一面の銀世界を見るとホッと落ち着くそうだ。

リフトは孤独だ!

掛川スキークラブのメンバーの感想
◆吹雪の時にリフトに乗っていると、俺はなんでこんな寒いところにハダッテ(わざわざ)来にゃいかんだなあ、それよりコタツに入ってみかんでも食べてりゃ暖かくていいのに、なんて考えると寂しくなるね。
◆リフトに乗っているときは考えることがないので、ここでリフトが止まったらどうなるんだろうなって思うときがある。
◆膝の上に積もってくる雪を見ているととても寂しい気持ちになる。
◆長いリフトに乗っていると、ほとんど孤独だなぁと思う。
いろいろな想いでリフトに乗っているんですね。それでも、頂上に着くころは、全員がワクワクしてくるそうです。

吹雪はやっぱり恐い!

吹雪の前はスキーヤーが急に減ってくる。そんな時は直ぐに引き上げよう。中には人が減ってゲレンデが広く使えるので、自分の思うように滑れるといって、のぼせて滑っている人がいるが、大変な事になるよ!メンバーの中にいるのです、もそういう人が。自然の恐ろしさを知るべし!

来年の正月は初雪便り。会員募集中です。

ゲレンデは大自然がプレゼントしてくれたすばらしい滑走路。来年のお正月をスキー場で迎えるなんてメデタイなあ。掛川スキークラブではツアー会員募集中です。男女を問いません。
場所/白馬乗鞍スキー場 日程/12月29日〜1月3日 会費/30,000円(保険、講習料、バッヂテスト含む) 集合/掛川駅夜9時 人数/40名

会員リスト:児玉増夫・橋本房子・林智子・須和部秀男・榛葉礼次・岩井久喜・榛葉賀津也・黒田政治・都築正勝・岩井義博・石山二三明・児玉美智子・鈴木堅司・寺田秀幸・鈴木孝明・石川祥二・松井敏春・伊藤雅一・杉山喜代志・大竹由恵(敬称略)