協和ダーダース(ソフトボールチーム)
Vol.17 1981.8月号掲載 
車を走らせているだけが楽しみだった若者達が野球チームを作った。車を走らせる以外はパチンコをやること位しか知らなかった。そんな時、現在の監督(協和水道社長)に野球を勧められ、心機一転。野球経験者はたった一人という状況の中から出発して1年3ヶ月、結成当時は14名いたメンバーも3名がやめ、現在は監督を含め11名。大会がある度に出場しているがいまだかつて優勝したことがないと自慢しているメンバー達ではありますが「優勝なんて考えていない。楽しく、おもしろくやればいい。たまには優勝したいと思うこともあるけど。」と本音もチラリ。野球以外の時は全員、車をいじったり、走らせて余暇を過ごしているという、ごくごく普通の二十歳の青春まっただ中の若者達です。
 何故ダーダースなのかと聞いたら、「生活がダーダーだから。」という答え。「今のメンバーは中学の時から、ずっと仲の良い友人同士です。しかし、どんな仲良くても、お互いに結婚していくと将来バラバラになってしまう危険性がある。この子たちが将来もずっと長く付き合っていけるようにするには、どうしたらいいか考えたとき、野球という結論が出た。野球は9名以上いないとできないし、またチームワークがうまくいってないと出来ない。一人を除いて全員が野球に関しては未経験ということで不安がありました。しかし、現在一度も優勝したことはないけど、一生懸命たっているので安心しています。」と監督さん。
鈴木博幸君(20才・上垂木)サード 170cm 55kg
鈴木監督の次男、しかし、監督にとってはグループのメンバー全員が息子。老後は大勢の孫の顔が見れるのを唯一の楽しみにしているそうだ。彼の趣味はやはりパチンコと車に乗ること。
小柳津富男君(20才・下垂木)セカンド 168cm 58kg
野球の他に面白い遊びがあったら教えて欲しい。退屈な毎日をすごしているそうです。
荻田武弘君(20才・各和)ファースト 173cm 85kg
体重は多分にさばを読んでいる気がしないでもない。彼曰く「ちょっと太めなので野球やっていても、えらくてしょうがない。」
山崎久雄君(20才・家代)ピッチャー 173cm 62kg
彼の長所は明るくて朗らかなところ。但し、気の短いところが欠点。よく大声で怒鳴っているのはいつも彼。
荻田宣孝君(20才・各和)ピッチャー(控え)174cm 55kg
山崎君と比べて温和そのもの。欠点はグズなところだそうです。彼もまたパチンコが大好きだそうです。
堀内理宏君(20才・下垂木)センター 170cm 65kg
このチームの唯一の野球経験者。本人は面白い人間だと言っています。「誰でもイイから応援に来て欲しい」そうです。
小柳津昇君(20才・上垂木)レフト 167cm 52kg
「楽しい野球をプレイしていきたい。という彼は長所も短所も「別にナシ」という面白い人。
堀田 功君(20才・上垂木)ライト 170cm 57kg
スポーツが大好きという彼は気が向いたらソフトボールをするという。お小遣いはほとんど車につぎ込んでしまうほど車好き。
荻田昌義君(20才・各和)キャッチャー 173cm 58kg
みんなとずっと友達でいたいと願う彼は、彼女募集中!(彼女が出来た途端に友達を裏切ることのないようにネ)
角皆 誠君(20才・掛川)ショート 167cm 54kg
パチンコ屋でしりあったのがきっかけで、ダーダースの仲間に加わった彼は、ギャンブルは嫌い(?)だけどパチンコ大好き人間です。