山菜-ノビル

ノビル

ユリ科
 借りている畑ののり面やそばの小川の辺、側の通路、山道の脇など至る所に群生している。とても食べきれる量ではないので、ある程度を利用して後はほとんどが雑草扱いだ。春はどんどん延びるので、まるでネギと見違うほど。畑の中までも進出してくる。
 若く伸びた葉はアサツキ同様の香りで、薬味や生で食べる。シャベルで掘った球根(写真中)は味噌をつけて、これまた生で食べる。ほんのりとした苦みに似た辛みがおいしい。細かく刻んで薬味にも利用したり、茹でてヌタにしてもおいしい。冬でも根は有るので気が向いた時には数本掘って食べることもある。
草刈りの後でも数日後にはどんどん伸びてくるほど生命力がある。