時ならぬ冬至の停電
今回の寒波は日本海側のみならず九州から静岡の広範囲に雪が降り強い風に見舞われた。新潟では停電も相次ぎ大混乱になったようだ。ここ長野県の富士見町では、風が強かったものの、雪は舞っているだけで積もることはなかった。しかし、夕方4時半過ぎに中部電力から一本の電話が。「お宅の近くの電線が切れかかっています。復旧作業を行いたいので2時間ほど停電します。」
さあ大変だ。水道が電気のポンプ、ボイラーも電気着火のボイラーなので、急いで風呂のお湯を入れ、もしものことを考え、水を余分に汲んで置いた。幸い暖房だけが薪ストーブなので安心だ。
ロウソクやアウトドア用のガスランタンや非常用の懐中電灯などを準備した。夕方5時に停電、外はもう暗い。家の中はキャンドルライトで照らし出され良い雰囲気になった。
ライトの光の中で風呂に入る。壁は石貼りなので洞窟の中の温泉に居るようで非日常の雰囲気を満喫。ガスは機能するので食事の支度は問題がない。ランタンの灯りで牡蠣フライとトンカツを揚げ夕食を食べた。ラジカセはバッテリー切れだったので、ノートブックのパソコンでニュースを聞き、CDをかけて暇をつぶした。
いろいろな準備不足にも気が付かされた。今回大停電だった雪国ではさぞかし大変だったことだろう。この3時間、愛犬たちは暗くても、いつもと同じ生活パターンで全く動じていなかった。

2005.12.22/20:00

ロウソクはこのような写真にある洒落た物より、仏壇に使うような実用的なものの方が明るくてロウもたれず、取り扱いやすいことに気が付いた。

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