自然派SOHOの田舎暮らし快適実践術
メールマガジン「八ヶ岳の里から」バックナンバー
《第41号》2007年3月19日発行
◆ 富士見町のサルが集結
◆ 芸術家と芸術活動へのボランティア
◆春のような陽気になったと思ったらまた寒い日が続いています。
チューリップや三つ葉は生長を止めてしまい、暫く暖かい日が来るのを待っているような気がします。


  ◆富士見町のサルが集結

3月の初め、3日にサルを見ました。電気柵をくぐり、山梨県からどんどんと入ってきます。あまりの多さに、車を停めて数えてみました。少し急いでいたので「野鳥の会」の個体数が多いときの様な、エリアカウント方式です。

動きが早いので大体ですが、100〜150頭前後だと思われました。

もうすぐ一年になる電気柵設置ですが、経験から言えば、電気柵は何も効果は出ていないようです。

そんな中、一昨日、今年度の諏訪地方野生鳥獣対策協議会が開かれました。ここ、富士見町では、2007年度のニホンザル個体数調整(捕獲)を90頭としたそうです。

昨年の富士見町内のサルによる農作物被害は約580万円で、2001年度以降で最多となっているとのこと。

新聞発表記事から-----
「富士見町によると、町内には群れが3つあり、推定個体数は140頭以上。新年度は花場、瀬沢、蔦木の各群で20−40頭を捕獲する計画で、群れの実態調査を進めたり、銃器による捕獲を実施することなどを盛った。電気柵は今年度で山梨県境の設置が完了。新年度は花場地区に1500メートルの柵を設置する方針だ。
 今年度のサルによる町内の農作物被害額は前年度から倍増。カボチャやトウモロコシ、イモ類などが食い荒らされたという。被害が相次いだことを受け、町は2006年途中で捕獲頭数を、当初の70頭から110頭に変更。3月2日時点で103頭を捕獲している。」(長野日報)

こんなような事ですが、この記事が本当だとしたら私の家のまわりに居るサルたちが富士見町全体のサルだと言うことになります。実際にはそれ以上いるのですが、町の推定方式がわかりません。

新聞社には責任が有るようで無いような記述ですが実際の所、富士見町の全てのサルが我が家の近くに居るということは、私には想像できません。

群れの違いは、好みの作物や、ちょっとした行動パターンの違い、ボスザルの大きさなどで、素人の私でも見分けがつきます。

確かに、発表の様に「3つの群れ」は当たっています。我が家に出没する群れは、はぐれサルを除外すれば「3つの群れ」です。これも発表と一致します。

今後、群れの実態調査を進めるというそうですが……。
我が家の周りには富士見町のサルが集結している?!


◆ 芸術家と芸術活動へのボランティア

いま、八ケ岳山ろくで活動する芸術家、クラフト作家を支援する有限責任事業組合(YAC-LLP)の活動を、個人的に支援しています。

作家を支援する団体を支援するという感じですが、私の本業のグラフィックデザインという仕事柄 、芸術家やクラフト作家の作品には縁が深いものがあるのでサポーターとして参画しています。

また、「八ケ岳山ろくは芸術家の一大拠点。ここで生まれた作品を、日本だけでなく世界に紹介し、八ケ岳の名を芸術の発信地として定着させたい」という組合の意向にも興味を抱き、プロモーションやイベント、ホームサイト構築など今年初めからいろいろなお手伝いをさせていただいております。

組合としては発表や販売の場所を都会に向けて行動していますが、八ヶ岳で芸術活動をしたいとか、ギャラリーを開きたいなど、いろいろな活動を幅広く応援・支援していきたいと思っています。

もしご興味があればご連絡下さい。また、お知り合いのアーティストやクラフト作家、ギャラリー、美術館がございましたらご紹介下さい。



【編集後記】

彼岸が過ぎると畑の準備にかからなくてはなりません。妻はこの暖冬で今にでも作付けをはじめようと気だけが焦っている様子です。一般的に言われるO型なので、状況把握も計画性もあまり見られません。とりあえず典型的な出たとこ勝負型なのです。こういうときには長老の一言が指針となります。
「村の衆のトラクターが畑をかき回しだすようになったら植えればいい。」即ち、植え時は農業経験のあるプロの経験者に教われということです。今年も楽しい農作業がもうじき始まります。

Copyright(c) 2000-2020 Creative Design Office LETTER HOUSE(since1979) arrival media All Rights Reserved.