掛川スポーツ青年団
Vol.40 1983.7月号掲載 
写真上右:団長吉川孝夫くん
◆スポーツ青年団団長の吉川孝夫くん

 スポーツ青年団は、地域の青年団と同じ様に市青協を頭にして活動しているグループで、卓球、ソフトボール、バトミントン、バレーボールの4つのコースに分かれている。地域に貢献しながら活動している青年団と違い、スポーツを主体にして活動しているため堅苦しいことは一切抜き。好きなスポーツだけしていればいいんだから、気楽なモンです。但し、年一回ほど練習に借りている施設の草取りや掃除もありますが、レジャーと考えればこちらも気楽なモンです。あっ、それから廃品回収業の仕事もあります。こちらの収益金は全て78%の寄付になれば良いんですけど(残念!)スポーツ青年団の活動資金になります。

 スポーツ青年団は賑やかくて健康的な雰囲気が充満しています。部員は20〜23才くらいの人が多く、平均年齢が22才という若さ。中にはもう少し年代の上の人もチラホラしておりますが…。しかし、最近部員が減って、団長の吉川孝夫くんが非常に悩んでおります。只今団員大募集中!条件は市内在住の方なら、容姿・経験・性別は問いません。この際だから年齢も問いません。なんせ平均年齢が22才ですから…。

バレーボール部
部長:松浦広実くん
(右下)
 女性が多いににかかわらずバレー部は男性ばかり。尚且つ人数も足りない。バレー部の部員は8名。試合出場選手は9名ですから全員必ず選手になれるという恵まれた環境にあるんだけど、試合の度に助っ人を頼まなければならないという大きな苦労が常につきまとっていて、部長の松浦くんはこの大きな苦労を背負っているわけです。誰かこの苦労から松浦くんを救ってやって下さい。本人からのお願いです。以前、大会の時に現在の卓球部の部長の岡田くんを助っ人に頼んだのに中々現れずついに8人で試合に臨んだことがあるそうです。「当然負けましたよ。元々それ程強いチームでもないんですから。」未だに根に持っている部員が多いのも事実です。しかし、全体の雰囲気は明るく、特に試合の終わった後の慰労会(当然、飲み会です)は最高に面白いそうです。男女混合の試合もありますから、是非女性の方も入会して下さい。松浦くんからのたってのお願いです。

バトミントン部
部長:田口隆子さん
(下中央)
 「仕事をするようになってから、運動を全部やらなくなってしまったので、高校時代に3年間やっていたバトミントンをやりたくなりました。たまたま見ていた掛川だよりに募集記事が載っていたのですぐ団長さんの所へ電話したんです。」という田口さん。スポーツ青年団に入って1年しか経過していないが、今では部長という大役をこなしている。バトミントン部は男子2名女子6名と圧倒的に女子が多い。当然ここも女子優位で、男性はいつも女性に押されっぱなし。6月は男子、女子のシングルスと混合ダブルスの試合がある。この試合でますます女性上位になるかどうかの瀬戸際である。男性諸君!今度の試合では、女性に目にもの言わせて名誉挽回を計って貰いたい。ガンバレ!勿論女性も頑張って下さい。

ソフトボール部
部長:荻田寿美子さん
(上左2番目)
 男女各7名づつのソフトボール部は男女混合の県大会でみごとに優勝したという強豪チーム。荻田さんに言わせると「バッティングは男子の方が良いですけど、ピッチャーが良いから優勝できたんじゃないですか?ピッチャーは全般的に女性の方が優秀ですよ、ハハハ〜」となるそうです。やっぱり女性上位なんですね。荻田さんはスポーツ青年団に入って、今年で2年になるけどソフトボール部だけじゃなくって、月に2〜3回全員集まって行う行事なんかもあって、楽しくて仕方が無いそうです。若い子にいっぱい入って貰いたいそうです。

卓球部
部長:岡田雅晴くん
(上中央)
 スポーツ青年団には、団長をやると結婚できるという、うれしいジンクスがあるんだけど、長年続いてきたジンクスを見事に破ったのが昨年度団長だった岡田くん。表彰ものです。「団長やると結婚できるって言うもんで、期待してやったのにダメだった!」とガッカリしてるんだけど、見る目がない女の子が断固としてワルい!さて、卓球部には現在、男子4名、女子2名の部員がいますが、人数が少ないために最近は試合から遠ざかっているそうです。以前には、青年団の全国大会で東京まで行った経験を持つ卓球部でありますから「夢よもう一度」。岡田くんは現在23才ですから、やれても後1〜2年。その間にぜひもう一度、実現したいそうです。若い男女を10名くらい募集中!